小児看護専門看護師は、病気や障がいを抱えながらも、日々成長発達していく子どものちからを見極め、広い視野で一人ひとりの子どもとその家族に合わせた看護を考え実践していきます。子どもたちがもっている様々な“ちから”を理解し、引き出せる支援を考えていきます。生活の中で困っていることをより少なく、できることや楽しいことをよりたくさん増やせるように、子どもやご家族と一緒に考えていきます。
子どもたちにとってのよりよいケアが提供でき、よりよい環境が作り出せるよう、多職種と調整していく役割も担います。また、子どもの権利が尊重されているか、という視点も大切に考えていきます。小児看護に携わるスタッフへの教育にも取り組み、日々子どもたちとかかわるスタッフが楽しく看護できるような支援も考えています。
子どもたちとご家族の笑顔がたくさんあふれる生活が送れるよう、一人ひとりの“その子らしさ”を大切に看護していきます。
〔佐々木 藍子・藤村 聡子〕