科長ご挨拶

兵庫県立尼崎総合医療センター乳腺外科科長 諏訪裕文よりご挨拶

乳腺外科では、主に乳がんの診断や治療を行っています。地域医療機関からご紹介いただいた方がほとんどですが、乳がん検診施設で精査が必要とされた方の、さらなる検査(造影MRIやエコー・マンモグラフィを使用しての生検)も実施しています。

年間の手術件数は約200件で、診療ガイドラインに基づき、エビデンスのある標準治療をベースに患者さんの希望に寄り添いながら、治療を行っています。早期乳がんでは根治を、転移再発乳がんでは生存期間の延長とQOL(生活の質)の向上を目標としています。治療は手術、放射線、薬物療法を各診療部門と連携しながら行い、医師と看護師・薬剤師・放射線技師・検査技師などたくさんのスタッフが一丸となって、最善・最良の医療を提供するよう日々努力しています。